必読!「妊娠・出産」は経済面だけでは語れないから難しく奥が深い…
たまたま見かけた記事ですが、とっても有益だなあと思うので、シェアしつつFPの視点で追加情報を提供できればというのが本日の趣旨でございます。
【目次】この記事には、こんなことが書かれています。
まずは、記事のご紹介
ほい。こちらの記事でございます。
筆者がたまたま情報収集のためにインターネットの海を泳いでいたときに見かけました。
筆者はファイナンシャル・プランナーですから、「ライフプラン」をお金の面からサポートするのが仕事です。しかしお金だけでは語ることができないのが『妊娠・出産』なのです。
早速リンクを開いて読んでいただきたいところではありますが、まずは以下解説を読んでいただければ幸いです。
大前提:選択肢はたくさんある
これから、妊娠・出産について語るわけですが、そもそも論として「生むも生まぬも自由」ということは言うまでもありません。
筆者は「結婚したら子どもを産んで…」というライフスタイルが標準である必要はないと思っています。「夫婦二人で仲良く暮らしていきたい」「事情があって子どもを授かることができない」…考え方は人それぞれです。それに合わせてマネープランを提案できるのがファイナンシャル・プランナーの強みであり目指すべきところでしょう。
というわけで、今回は「将来子どもがほしい」というあなたに向けての文章です。
妊娠・出産・子育てにはお金がかかる…でも
『欲しいものがある…でもちょっとお高い』
そんなとき、あなたならどうしますか?
筆者なら間違いなく「貯金して貯まったら買おう」とおすすめします。
最近ではリボ払いやカードローンなど、ちょっと大きめな買い物をサポートしようという触れ込みの(平たく言うと高利貸し)サービスがあります。金利が高いのでおすすめはしません。
『子育てにはお金がかかる…貯まってからにしよう』
一見するとこの考え方は先に筆者が述べた「貯金して貯まったら」の理屈に即していて、よい考えのように思われるかもしれません。
しかし、これは必ずしもよい考えとは言い切れません。
というのが冒頭の記事で紹介されている「生物学的」視点です。
経済と身体の間の…トレードオフ
詳しくは記事を読んでいただきたいですが、内容を簡単にまとめると、「『生物学的には』何歳でも無事に妊娠・出産を終えられるわけではない。年齢が上がるにつれて妊娠する確率は低くなり、妊娠・出産に伴うリスクが上昇する」ということになります。
一方で、若いうちはそれほど給料も多くなく、一生懸命仕事に打ち込むことを求められることでしょう。この先同じ仕事を続けられるだろうか…と考える時期でもあるかもしれません。そんなわけで経済面を考えるとどうしても二の足を踏んでしまう。
両者はトレードオフ(何かを得ると、何かを失う)関係にあるといえます。特に女性は妊娠・出産で仕事を離れることでキャリアに影響がでたり、正規雇用に比べ弱い立場である非正規雇用を選ばざるを得ないといった課題もあります。こうした課題は解決されなければなりませんが、それは政治家さんのお仕事ですね…。
さらには、これだけ医療の発展した現代でも、妊娠・出産それ自体がとてもリスクを伴うことであり、母体・胎児とも死のリスクさえ伴っているということもあげられます。
筆者自身、妊娠・出産はおろか独身ですし、奥が深すぎて確固たる回答を持っていません。そもそも経済面(収入や仕事での成功)を優先するか、家庭(ライフプラン)を優先するか、この選択自体も人それぞれ考えが違うはずです。こればかりは様々な(生物学、経済の両面から)情報をしっかり吟味して、父親になるひとも母親になるひとも一緒に考えていってほしいと思います。
ファイナンシャル・プランナーである筆者は、経済の面から、この選択に役立つ情報を今後発信していきたいとおもう所存です。
では、記事をよんでみてください。
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