『新しい生活様式』考
2020年5月4日、安倍首相は記者会見を開きました。
新型コロナ感染症(COVID-19)の感染予防のための「緊急事態宣言」の終期を当初の5月6日から5月31日に延長すると発表しました。
同日、新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の専門家会議が「新しい生活様式」として、感染症の拡大を最大限予防しつつ社会生活を営むための提案をしました。
今回は、この提案について、筆者なりに思ったことをまとめてみたいと思います。
【目次】この記事には、こんなことが書かれています。
「新しい生活様式」実践例の全文
「新しい生活様式」の実践例が列挙されているサイトが少なく、難儀しました…
比較的わかりやすくまとめられているのは、5月5日(火)朝日新聞 朝刊の図表なのですが、さすがにこちらに掲載できません。次いでわかりやすくまとまっているのがNHKの特設サイトですので、こちらを参照いただければと思います。
あんまり目新しくないぞ!
この「新しい生活様式」ですが、読んでみたところ、特別『真新しい』ものではない印象です。これまで呼びかけられてきたこと、私たちが創意工夫の末生み出した対策、これらが体系的にまとめ直されている、そういった印象でしょうか。
「新しい生活様式」ということで、今までの私たちの生活を180度見直さなければならないような提言があるのかな、などと思っていましたが、この1~2ヶ月の間、みんなで取り組んできたことを続けていきましょう、ということですね。
- 身体的距離を保つなど、密集・密接・密閉を避ける行動をしながら、体調の変化に気をつけて、こまめに手洗いをする。
- 仕事は時差通勤、テレワークの活用で通勤ラッシュを回避したりオフィスの人口を減らす。
- テクノロジーを活用して、人との接触を減らしながら生活する方法を模索する(通信販売、キャッシュレス決済、帰省・出張はオンラインを活用して移動は最小限に。)
要は、こういうことなんだと思います。
「店で飲み会ができないなら、テレビ会議システムでやってしまおうぜー」
「透明フィルムを使って、見えるけど飛沫は防ぐ接客をー」
「一挙手一投足まで提言しやがって」と思うまえに、これらを参考に、ウイルスと適度な距離を保ちながら、社会生活を営んでいくさらなる工夫ができればいいなあ、と思う今日この頃です。
筆者から、プラスアルファの提言を
筆者は、感染症の専門家でも経済の専門家ではないです。ちょっとお金のことに詳しいだけのサラリーマンです。そう前置きした上で、筆者から「新しい生活様式」に\勝手に/追記してみたいと思います。
1.テレビ見るのやめましょ、ラジオいいですよ
この連休中、筆者はほとんどテレビを見ませんでした。
最近のテレビ、とりわけワイドショーは精神衛生上よいとはいえません。
ただでさえ、わかっていないことも多いこのウイルスー。朝から晩まで限られたネタをあれこれ切り口変えて報道して、ちょっと過激になって視聴者をあおっている…。
「テレビを見ていると疲れる」なんて話を聞くこともありました。
この記事を執筆している時にみかけた、テレビ局の動画ニュース、もうちょっと前向きな意見もとりあげようや!といやな気分になりました。
www.fnn.jp
一方で、筆者はラジコプレミアムで地元・静岡のFMラジオを1日中聞いています。
地元にいた頃はよく聞いていたし、父の運転する車ではいつもラジオが流れているーそんな環境だったので、帰省もできない中でラジオは心を落ち着かせるいいツールになっています。
ラジオの魅力的なところは、この状況下でも普段通り放送していること。
一部、出演者が各自の環境からしゃべる、過去の名作をプレイバックするといった変化はありますが、リスナーのメッセージあり、音楽あり、パーソナリティいじりあり(!)の、いつも通りの放送…が、とってもありがたい。
ラジオ受信機なんてないぞ、というあなたも、インターネットで聞けますので(自分の住んでいる地域のラジオは無料!)、試してみてはいかがでしょうか。
余談:筆者のベスト・プログラムはこれですね。↓
パーソナリティいじりOK、ボケ回答OK、リスナーと乾杯しちゃう…
ひょっとしたら関西のラジオより面白いかもしれません。笑
2.緑茶でほっこりしましょ
手前味噌ですが、地元静岡は、茶どころとして有名です。
地元では、インフルエンザや風邪がはやる時期である冬場を中心に、「お茶うがい」の習慣があります。
緑茶の成分の一つであるカテキンに、抗ウイルス作用があるといわれているため、水でうがいするよりも効果があるとされ、お茶うがいの習慣が生まれたようです。
実際問題として今回のウイルス(COVID-19)に緑茶が効果を持つかはわかりません。
とはいえ、ちまたで売られている「首から提げるだけ」のよくわからんやつとは違って、飲むことが身体にいいことは間違いないので、だまされたと思って飲んでみてはいかがでしょうか。そして、感染者が落ち着いた折には、是非茶どころ静岡へ。
以上、大阪・北摂の某所よろお伝えしました。
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