"お金の『基礎演習』"~20代FPが大阪から発信!20代のお金の教養講座~

大阪のファイナンシャルプランナー(AFP)、うえまっつんによるブログ。主に20代に向けた『お金の教養講座』『関西発!賢く暮らす知恵袋』を展開する傍ら、日々の暮らしを書いている。

キャッシュレス社会を"プロ"はどう生き抜くか~②銀行口座編~

お金の『基礎演習』

前回(こちら)から、世の中では、『キャッシュレス』がトレンドであり、政府も政策としてそれを支援する動きがあることをご紹介しました。

第2回である今回は、"お金のプロ"ファイナンシャルプランナーがキャッシュレスライフをどのように送っているのか、ご紹介します。まずは、『銀行口座編』です。

この記事を執筆するに当たっての経緯はこちら!

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銀行っていろいろあるけれど

まずは、基本的なお話。世の中には、「銀行」がたくさんあります。

 

銀行の種類と使い分けについて、詳しくまとめました。

こちらをご覧ください。

 

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キャッシュレス時代と銀行

皆さん、生活に必要なお金はどうやって準備しますか?

「給料日に銀行に寄って、ATMで現金を引き出す」方が多いことかと思われます。

しかし、世の中の流れは「ATMを減らそう」という方向に動いてます。

 

blog.goo.ne.jp

筆者の職場がある、大阪のとあるビジネス街でも、UFJ銀行のATMが減らされる見込みです。ATMは設置しているだけでもコストがかなりかかるそうなので、今後は”銀行の”ATMは減っていくものとみられます。

一方で、コンビニATMは利便性が向上していくと思われます。

コンビニでATMが無いところは、おそらくないくらい、コンビニATMが普及しています。従来、コンビニATMで現金を引き出そうとすると手数料がかかっていました。コンビニと連携して、ATM手数料がかからない銀行も増えてきました。

つまり現金を引き出さずに生活できる『キャッシュレス』の導入と、コンビニATMを有効に活用して、現金が必要になっても引き出しやすい状態を作ることが、今後の社会を生き抜く上で大切なことになるといえます。

 筆者はいかに?

 ここまで読まれた方には、「具体的に、どうするのがよい?」そう思われた事でしょう。

ここで、"お金のプロ"ファイナンシャルプランナーはどのようにしているのか、ちょっとだけご紹介いたします。先ほど、「現金を引き出さずに生活できる『キャッシュレス』の導入と、コンビニATMを有効に活用」をキーワードとしてお伝えしました。

筆者は、前者(キャッシュレス)対応のために使う銀行メガバンク)と、後者(ATM利用)に使う銀行(地方銀行の2行を使い分けています。

 

*おことわり*

以下、掲載している情報は、執筆時点(2019年5月)現在の情報です。

変わっている可能性もありますので、公式WEBサイトなどで最新情報をご確認ください。

銀行① メインバンク:三菱UFJ銀行

使っている機能:普通預金積立式定期預金投資信託

まず、メインバンクとして利用しているのが、三菱UFJ銀行です。

特別な理由があるわけではなく、実家を出て独立したとき、初めて作った口座が三菱UFJ銀行(当時は三菱東京UFJ銀行)だったから今も使っている、といった具合です。

この口座に給料を入金し(会社はいまだに手渡しです)、各種クレジットカードの引き落とし、家賃、水道料金の引き落としをこちらから行っています。

財布への補充はこの口座からはしていません。あくまで定時支払い用の口座です。

積立式定期預金投資信託といった"貯める・運用する"機能も使っています。こちらはメインバンクで長期間じっくり取り組むため、三菱UFJ銀行を採用しています。こちらについても、今後ご紹介します。

(関連記事)積立式定期預金と積み立て投資信託で、資産を『創る』>>Coming Soon

三菱UFJ銀行のメリット

メガバンクとして、三菱UFJ・三井住友・りそな・みずほといった主要銀行があげられますが、三菱UFJ銀行はATM手数料に関して、非常に利便性が高いです。

三菱UFJ銀行のATMでは、平日・土日祝とも8:45~21:00の引き出し・預け入れに手数料がかかりません。これは優遇条件によるものではなく、すべての口座に関し適用されています。

ほかの銀行は平日8:45~18:00のみ無料の場合が多いので、これはメリットといえるでしょう。

銀行② サブバンク:静岡銀行

使っている機能:普通預金積立式定期預金投資信託

ここが一番お伝えしたいポイントです。

「自分、大阪から発信してるんやろ?なんで静岡銀行やねん?」

とツッコミを入れたくなるでしょう。

静岡市に本店を置き、(一応大阪支店もありますが)静岡県を中心に営業している銀行の口座を持っている意味はどこにあるのでしょうか。

なぜ口座を持てるのか

静岡銀行には、「インターネット支店『webWallet』」という仕組みがあり、静岡県外に住所があっても口座を開設することができるのです。

shizugin.net

静岡銀行のメリット

コンビニATMセブン銀行ATM)、商業系ATM(イオン銀行ATM)の手数料がタダ!

繰り返しになりますが、メガバンクなど主要な銀行は直営ATMの数を減らす動きが出ています。支店の統廃合も進めています。そんな中で、存在感を増しているのがコンビニATMです。銀行はなくてもコンビニはある、そんな街もあるかもしれません。

静岡銀行WebWalletであれば、セブン銀行ATM、イオン銀行ATM、(もちろん静岡銀行ATMも)で、24時間いつでも引き出し手数料が無料になります。

給料から一定額を、UFJ銀行とは別に静岡銀行に入金しておき、財布に現金を補充する際には、セブン銀行ATMから引き出しています。

金利がよい

 静岡銀行は、地元では「ケチ銀」「シブ銀」と呼ばれ、粗品のプレゼントなどの目立ったキャンペーンを行わない、お堅いイメージの銀行です。これは経営面にもいえて、地方銀行の中でも健全な経営基盤として有名です。

そんな銀行が開設したインターネット専用支店ですから、金利がとってもよいのです。

あなたがお使いの金融機関の金利と見比べてみてください。

shizugin.net

この金利を使わない手はない!わたしは緊急時の生活費用に一定額を定期預金で預けています。『当座貸越』という仕組みで、普通預金残高がゼロでもとりあえず引き出せるというリスクヘッジと、金利のメリットを享受できる体制にしています。(物心ついたときからゼロ金利の世の中しか知らないので、そこまで期待していませんが。笑)

まとめ 

銀行が支店やATMを減らし、インターネットでの取引や現金を介さない取引を推進する昨今の世の中。"お金のプロ"であるファイナンシャルプランナーは、2つの銀行口座を活用して、キャッシュレスライフを送っています。

1つめ(メインバンク)は、ATM手数料がお得な三菱UFJ銀行。給料の入金からクレジットカード、家賃の引き落としを行います。積立式定期預金投資信託で資産を『創る』事にも取り組みます。

2つめ(サブバンク)は、静岡銀行インターネット支店。急に現金が必要になったときに、セブンイレブンセブン銀行ATMや、イオン銀行ATMで手数料無料で引き出せるメリットを生かしています。

 

銀行口座を目的別に使い分けることで、「家賃支払い用の現金を使ってしまった!」「クレジットカードの支払い資金が足りない!」と慌てふためくことがなくなり、また意識的に貯蓄に取り組むことができます。ここまで読んでくださったあなたも実践してみてはいかがでしょうか。

 

 

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