基礎編)『銀行』の種類と、その使い分け
社会人な皆さんの生活にとって銀行は、なくてはならない存在だと思います。
銀行には種類があるって、ご存じでしたか?
目的に合わせて銀行を使い分けると、さらに便利に利用できます。
銀行、さらには銀行によく似た機能を持つ金融機関を、今一度勉強してみましょう。
【目次】この記事には、こんなことが書かれています。
銀行っていろいろあるけれど
まずは、基本的なお話。世の中には、「銀行」がたくさんあります。
比較的歴史のある銀行
最もわかりやすいのは、三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行といった、メガバンク(都市銀行)ですね。主要都市を中心としながら全国に支店を持ち、基本的に全国』どこへ行っても同じようなサービスを受けられます。
【主なメガバンク】
次に、信託銀行。銀行の主要業務(お金を預かる、貸し出す、やりとりする)に加え、お客さんの資産(不動産など)の管理も担います。若手にはあまり関わりのない金融機関といってもよいでしょう。
【主な信託銀行】
そして、地方銀行。関西であれば、関西みらい銀行や紀陽銀行、南都銀行などが思い浮かぶでしょうか。こちらは、その銀行の本店がある地域を中心に、メガバンクよりも細かい単位で支店を設けたり、地域密着型の営業をしているといえます。
・大正銀行
銀行と地域性
大阪などの都心部では、地方銀行よりメガバンクの営業拠点が多く、便利かもしれません。一方で地方(私の地元、静岡など)にいくと、メガバンクの支店は県庁所在地の大きな街にしかなく、一方で地方銀行の支店が数多くあるといった傾向があるでしょう。
新しいタイプの銀行
以前は、銀行を新たに作って営業させることについて、規制が厳しい事がありましたが近年は規制緩和の波を受け、新しいタイプの銀行が増えています。
たとえば、商業系の会社が銀行を運営している例。イオン銀行やセブン銀行、ローソン銀行などは、その店舗を利用する方には使いやすいかもしれません。
たとえば、イオン銀行は窓口が夜9時まで営業しています。仕事終わりでも窓口で直接相談ができる、そんなメリットがあります。
ゆうちょ銀行
郵便局の「郵便貯金」は、郵政民営化の際に、「ゆうちょ銀行」として生まれ変わりました。郵便局が窓口業務をして、ATMが設置されている利便性はそのままに、他行との振り込みができるようになったり、『銀行』としての機能をしっかり満たす、普段使いに役立つ金融機関です。
信用金庫・信用組合
厳密には銀行とは異なります。
使える機能は、銀行とほぼ同じです。中小企業のホームドクターといった意味合いが強い、金融機関です。
大阪には、定期的にお米が届く定期預金商品を販売する信用組合があります。
あなたにぴったりの銀行は?
世の中には、『銀行』がたくさんあります。
あなたにぴったりの銀行を選んでみませんか。
ここで、銀行を選ぶ時の5つのポイントを紹介します。
・利便性
- 店舗やATMが自宅や勤務先の近くにあるか
- インターネット取引ができるか
・取扱商品
- 自分が利用したい商品やサービスがそろっているか
・手数料
泉美智子/監修『今さら聞けない お金の超基本』朝日新聞出版 より
- ATM手数料、振込手数料はいくらか
- 手数料が割引や無料になる会員サービスや制度はあるか
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