私の理想の働き方、みーつけた。
昨日(2019/01/11)で、今年も仕事始めから1週間になりました。
ブログというメディアで「FP」として発信する事をはじめて、本職の仕事でも自信を持って取り組めるようになったなあ、と思うようになりました。こちらについてはおいおい。
今週、たまたま読んだ記事で興味深いものがあったので、ご紹介したいなあと思います。今回は、結論のはっきりしない、管理人のもやもやがはっきり現れる、記事になっております。
【目次】この記事には、こんなことが書かれています。
こんな働き方、理想やなあ
今週読んだ記事、それがこちら。
紙の新聞を読む代わりに、朝日新聞デジタルで新聞を読んでいるのですが、たまたま見かけたリンクから、たぐって読んでいったら面白い記事に出会いました。
ファイナンシャルプランナーを本職にする
この記事で出てくる武田さんは、学生の頃からお金の事に関心があって、自己啓発の一環でFP資格をとったそう。当初は、それを仕事にしようとは思っていませんでした。そしてあるとき「自分の理想」を考えるようになったとき、たまたま見かけたファイナンシャルプランナー募集の記事を読んで、転職を決意したんだとか。
いまでは、ファイナンシャルプランナーが本職になり、個人コンサルティングのほか、執筆や講演をこなしているみたいです。
正直、ファイナンシャルプランナーって
日本では、「他人にお金の話をするのははしたない」とかいう古くからの考えがあって、FPによる個人コンサルティングがあまり普及していないのです。(記事にもあるとおり)
しかし、学校を卒業して社会に出たら、お金のこと全部自分でしなけりゃいけないし、知らず知らずに損していることもあります。たまたま、わたし(筆者)は学生時代に「お金の使い方」を教える立場になったり、FP資格と出会ったから、今ではいろいろわかります。でも、出会っていなかったら…「ぼーっと生きてた」と思います。笑
そんな時代だから・・・
そんな時代だからこそ、『お金のこと、ファイナンシャルプランナーに相談する』『ファイナンシャルプランナーから学ぶ』世の中になった方がいいなあとわたしは思います。
インターネットや、フィンテックの普及によって、世の中には数多くの金融商品があり、「普通預金」はほぼ【財布】状態(金利が低いので)。しかも、会社は定年までいられるかわからず、給料が上がるかもわからない。フリーランスになって、自分の稼ぎは自分の力で、なんて時代でもあります。
FPとひとくちに言うても
そんな時代だからこそ、『ファイナンシャルプランナー』が求められる気がするのですが…現実はどうでしょう。
ファイナンシャルプランナーは、銀行など金融機関に所属するタイプや、独立系と呼ばれる金融機関に属していないタイプに二分されます。
この記事→
「お金の無料相談」こそが高くつく FPに相談する際の5つの注意点(マネーの達人) - Yahoo!ニュース
にあるように、銀行など金融機関に属すFPは、もちろん有資格者であるにしても、その報酬は「金融機関」の売り上げから出てきます。完全中立の立場は難しいのです。
だからこそ、私は「独立系」でありたいと思ってはいますが、ボランティアでもないので、収入を得ようと思うと、保険の代理店契約などを結んで、手数料収入を得ないと…ということも考えなければなりません。
どこら辺が理想か、って話。
すっかり前説が長くなってしまいました。本筋に戻りましょう。
先につらつら紹介したのは、ファイナンシャルプランナーを取り巻く現実です。
一方で、記事に登場する武田さんの働き方は理想的だといえます。
FPコンサルティング会社に勤めて、個人コンサルティングに関わる傍ら、セミナーや講演会の企画運営、書籍の執筆をしている。
これこそ、わたしが理想とする働き方なのです。
このブログを始めたきっかけは、以前まとめたとおりです。
・「学校では教えてくれない大事なことを、伝えられる人になりたい」(筆者がブログを始めたわけ―その1) - FP新入社員が教える、20代の「お金の『基礎演習』(大阪編)」
・「学校では教えてくれない大事なことを、伝えられる人になりたい」(筆者がブログを始めたわけ―その2) - FP新入社員が教える、20代の「お金の『基礎演習』(大阪編)」
「『学校では教えてもらえない、お金の話』を伝えられる人になりたい―。」この理想を職業にしようと思うと、個人コンサルティング、そしてセミナーなどでの発信活動、この2点を職業にしたいなあと思うわけです。
今の仕事だったら…
では、その理想をどうかなえようか。という話です。
今の仕事は、税理士事務所の職員(法律上は「使用人」、言うやつです)なので、税務に関する仕事ができます。この強みを生かしてFP活動ができる…という夢みたいな事を言ったところで、所長じゃないので経営方針には口出しできないし、自分と同期を除くスタッフが30代以上で、上の層が厚くてあまりものをいえない…難しい…
FP取得に関して、取得費用から維持費(FP協会の会費、研修費など)まで、すべて持ち出しで、家賃補助もなく家賃(6万円台です)を全額自費で出しながら、生活しています。正直生活が苦しいのです…トホホ
先輩方を見ていても、「10年後の自分がこうなりたい」という姿とは異なります。
転職か?
かといって、転職するかと言われると、現状では難しい。20代FP(AFP)を雇ってくれるような、心の広い経営者はいるのか。そんな懸念もありますし。。。
そもそも、FPコンサルティングは、大阪よりも東京の方が盛んなので、「東京アレルギー」並に東京嫌いな私には難しい。もっとも、大阪だからこそ、この理想の働き方がオモシロいと思っています。
「このバックいくらやと思う?」「広い部屋やなあ、家賃なんぼなん?」
大阪・関西ではお金の話がタブーではないらしいのです。
「いいものを安く買うのが、おばちゃん達のステータスだとか…笑」
だからこそ、理想を実現できるなら、大阪・関西でないと!と思っています。
最後に:現状で出した、答え。
「おー、理想の働き方!」とは思いますが、今すぐにアクションを起こすのは難しそうです。ただ、現状でもそれなりに満足できているのは確かです。
仕事もそれほど負担が少なく、仕事の傍ら、こうしてブログで発信を続けていく事ができています。おかげさまで仕事にも自信を持って取り組める事ができています。
そうすると、ややもすればこの環境に安住してしまうことも考えられます。そうなったとき、あとから自分の人生を振り返って「あのときこうしとけば」と思うこともあり得ます。だから、私はこう考えることにしました。
「今いる場所が、自分の理想とするものか、常に自問自答する」
「今抱いている、小さな違和感を、絶対に忘れない」
「仕事に忙殺されても、自分の時間を確保して、未来の自分を考える」
こうして文章にしたためることで、なんだか自分の気持ちが落ち着きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(余談)この考え方は…
先ほど紹介した考え方。こちらは、ブロガー「あんちゃ」氏の書籍、
『アソビくるう人生をきみに。』で学びました。
「ぼーっと」生きがちな社会人生活に、いい刺激になります。
よかったら、皆さんも読んでみてください。
以上、ちょっともやもやな管理人でした。
アソビくるう人生をきみに。 好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略 [ あんちゃ ]