2020/06/02 私もあなたも快適な通勤に。
毎日、電車で通勤するわたし。
見えざる敵に通勤もなんとなく気を遣う…
そんな今だからこそ、ちょっと意識して電車に乗ります…
【目次】この記事には、こんなことが書かれています。
きっかけは一つの記事
筆者がよく存じ上げている方の実話です…
早朝の市バスで、かなり怖い体験をしたそうで…
こんな思いをしていたら、便利なはずの市バスも怖い乗り物になってしまいますよね…
(筆者は、京都在住時代大変お世話になっておりました…いまでもガイドブックなしで京都の有名どころ巡れます…多分覚えてる)
元記事を読んでもらえるとわかりますが、本人にとって相当恐怖な出来事でも、直接的被害がなければ、犯罪として立件できないんだそうです…
横に座るのをためらわれない人になろう
(※画像はイメージです。福井県はえちぜん鉄道の、なんだか懐かしい車両)
先述の記事を読んだ直後から、新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」が出て、電車の乗客は一気に減りました。通勤に少し余裕が出て、いろいろ考える機会になりました。
ある程度空いた電車であれば、空席の中からどこに座るかを選ぶことができます。
そんなとき、どうしても、無意識に「ここはやめとこう…」と思ってしまうことがあります。人が少ないからとだらっと座っていて、混雑してきたことに気づけない、そんな残念な大人も見受けられます(StaySafeのこともあるので強くは言いませんが…)。それ以外にも、「隣に座るのはちょっと…」という行い、ありますよね…
特に筆者の乗る路線は、平行する別会社よりも女性が多いこともあり、先述の記事を読んでいたことから、「この電車に乗りあわせた見ず知らずの誰かが、どこかでそういった思いをしているのでは?」とふと考えました。
では、「一人の通勤客」としてできることは何か…。
現時点での筆者の答えは…「横に座る・近くに立つのをためらわれるような人にならない」ということです。
これは「男女や年齢にかかわらず、たまたま乗り合わせた誰かと自分自身が、ちょっとでも快適な時間を過ごせるように。」という意味合いで、毎日の通勤で頭の片隅に置くように心がけています。
具体的に何をしているというわけではありませんが、、「ゆとりとゆずりあい」を基本に、新聞をあまり開きすぎない(紙の新聞を折りたたんで読むことについては、同世代では一番上手だと勝手に思ってます)とか、イヤフォンの音量とか、座り方とか…意識しているかどうかで、電車内での振る舞いは変わってくるのかなあ(知らんけど…)と思って日々通勤しております。
痛ましい事件は、もうなくそうや
大阪の地下鉄(Osaka Metro)には、他の都市の地下鉄にはない(らしい)、ある有名なアナウンスがあります。
「痴漢は 犯罪です。被害にあわれた方 見られた方は 係員までお申し出ください。」
関西ローカルのテレビ番組で、このアナウンスをされている方が、「この台詞は、強く言うように心がけています」とおっしゃっておられるのが印象的でした。
このアナウンス、いつから流しているのかといった明確な資料は見つからなかったのですが、大阪の大動脈、地下鉄御堂筋線では、いまから30年ほど前、車内での痴漢行為を注意した女性が、犯人からの逆恨みで暴行を受けるという、痛ましい事件がありました。
痴漢行為を注意した女性が強姦被害に「御堂筋事件」が与えた衝撃と変化 - ライブドアニュース
「痴漢は犯罪」ポスターが生まれるまで 大阪「性暴力を許さない女の会」の28年(小川たまか) - 個人 - Yahoo!ニュース
それから時がたち、2019年には、女性が御堂筋線車内、そして中津駅構内で性的暴行を受ける事件が起こっています。
白昼の駅ホームで……コロナ報道の裏で凶悪性犯罪事件の裁判が「あっさりと」終結(小川たまか) - 個人 - Yahoo!ニュース
こういった事件があったからこそ、あの一文を流しているのでしょう…
これは大阪の自慢できることではなく、「まだまだや」という一面です。
こういった事件、もうなくそうや。
現場からは以上です。
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